内科受診と胃・大腸内視鏡検査のご希望の方へ
まずは、ご相談内容が保険診療になるかどうか、が重要です。
健康保険証を使用して行う検査(胃カメラなどの内視鏡を含む)は、すべて“症状”に基づいて行われます。例えば、「胃が痛い(症状)ので、胃カメラ(検査)をする」「便秘(症状)があるので、大腸カメラ(検査)をする」のように、何かの「症状という理由」があるときは、保険診療となります。その他、健診や人間ドックの異常(便潜血、バリウム異常)も保険の適応になります。
胃カメラが適応になる症状では、吐き気、胸やけ、胃もたれ、などです。大腸カメラが適応になる症状では、便秘、下痢、スッキリ排便できない、下腹部の痛みや張り、などです。
「何も症状がない、健診や人間ドック異常がない、だけど胃カメラや大腸カメラを受けたい」というときは、人間ドックの適応となります。人間ドックのページを参照ください。ご不明な点があれば、お気軽に、お電話またはメールにてご相談ください。
一般的な保険診療の受診の流れについて説明します。
- STEP1
お電話から、またはインターネットからの予約が可能です。また、直接来院いただくこともできますが、ご予約の方を優先しますので、お待ちいただく場合があります。
- STEP2
受付で保険証をご提出ください。コピーをさせていただき、お返しいたします。 お薬手帳、紹介状、健診結果などをお持ちの方は、この時に一緒に受付にお出しください。
- STEP3
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受付より問診票をお渡ししますので、ご記入をお願いします。気分のすぐれない方はご遠慮なくお伝え下さい。
- STEP4
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大腸内視鏡を予定されている方は、更衣室で検査着へのお着替えをお願い致します。更衣室は内視鏡エリアにありますので、ご案内致します。
- STEP5
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お名前をお呼びします。ご案内致しますので、診察室または内視鏡室にお入りください。医師よる診察と内視鏡検査等を行います。お名前や既往歴を複数回確認致します。どうぞよろしくお願い致します。
- STEP6
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内視鏡検査後は、安静スペースでしばらく休息していただきます。眠気が十分に取れ、トイレ歩行ができるようになりましたら、お着替えいただき、待ち合いスペースにて結果説明をお待ちください。順次お呼びいたします。
- STEP7
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診察または内視鏡結果説明が終わりましたら、お会計をお願い致します。処方箋や紹介状をお渡しする場合もありますので、ご注意ください。
各種診療案内
内視鏡検査以外の診療内容
当院での内視鏡検査に続く、
〇ピロリ胃炎(萎縮性胃炎)の除菌治療
〇胃潰瘍、十二指腸潰瘍の内服治療
〇機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群の内服治療
〇潰瘍性大腸炎の内服治療(初期治療)
を継続して当院で行うことが可能です。
以下に挙げる手術適応の疾患、または入院での高度な内視鏡治療が必要な疾患は、院長が信頼する高次医療機関への紹介を行います。
〇胃がん、大腸がん、食道がん
〇出血リスクの高い、大きな大腸ポリープ